最近人気が上がっている、赤ちゃんの性別を発表する演出をご存知ですか?
新婦さんのお腹の中にいる赤ちゃんが女の子か?男の子か?
自分たちは知っているけど、披露宴に来てくれたゲストの方々の前で全員にお伝えして祝福してほしい!
せっかくの機会だから、楽しく盛り上がりながら驚いてもらいたい!
むしろ自分たちもその場で知りたい!
そんなふうに楽しく、赤ちゃんの性別を知る驚きをゲストの皆さまと共有できる演出です。
ジェンダーが「性別」なのはわかるけど、
リビールって??
「reveal」=知られていなかったことや秘密を明らかにする。といった意味です。
ジェンダーリビールとはまさに、人前での性別発表!ということですね。
マタニティ演出でゼッタイ避けたい失敗例も知っておこう!
欧米では赤ちゃんの性別発表パーティがポピュラーに行われています。
しかし最近日本でも、披露宴で「演出」として性別発表をする!という人がどんどん増えてきているんです。
僕は結婚式の演出の専門家として17年やってきた中で、今ほどジェンダーリビール演出が盛り上がったことは初めてです。
この勢いで、日本にたくさんの赤ちゃんが生まれてくるといいんですけどね。
そんなジェンダーリビール演出ですが、盛り上がって成功!がある反面、こんなはずじゃなかった。。。という残念な例もあるので、ぜひこれから考えようという方は参考にしてみてくださいね。
てなわけで、中から40個のハートバルーンが登場しました。
男の子ならブルー系、女の子ならピンク系のバルーンが一般的です。
一瞬で結果がわかるので、会場内のゲストから驚きとお祝いの歓声があがります。
これは成功例ですが、しかし!
プロだからこそ伝えられる、よくありがちな失敗例がどのようなものかをまとめてみました。
- バルーンが割れない
- 中のバルーンが透けて見えてしまう
- 中に紙吹雪(コンフェティ)を入れたため、散らばって掃除がたいへん!
- 紙吹雪(コンフェティ)が小さすぎて色がよくわからない
プロからの助言☆見落としがちな失敗例
- バルーンが割れないって?
- バルーンを突く力、またはスティックの針や刃先によっては、ボヨ~ンとバウンドして割れない!といったこともよく起こります。
1度や2度位ならご愛敬で盛り上がりますが、いくら突いても割れないと、場が白けます。
最悪なのは、ミスって突いた部分からガスがじょじょに抜けて、外側のバルーンが小さくなり、中身が見えずバルーンも割れずといった状況。。さすがに結婚式の現場でこんなことはありませんが、そうなってしまったホームパーティの動画がYoutubeにあったので。
- 中のバルーンが透けるってどういうこと?
- 外側のバルーンが黒いのは、中のバルーンが見えないようにするためです。
たとえば、見た目が黄色や白などのバルーンだと、スパークする前にうっすら中の色が見えちゃうんですよね。
演出をする前から、会場でざわざわ・・・
「あれ・・なんか中のブルー見えてるけど男の子なの丸わかりじゃね?」
そうなるとさすがに台無しなので、やはり外側バルーンはブラックをおすすめします。
- 中に紙吹雪(コンフェティ)を入れたため、散らばって掃除がたいへん!とは?
- 中身にバルーンではなくコンフェティを入れることも可能です。
しかし紙は細かくて軽い分、遠くまで散らばったりします。
量も多く、披露宴中に掃除するのは見た目が悪いので、その後散らばったままおひらきになるというのが気になる人も。
- 紙吹雪(コンフェティ)が小さすぎて色がよくわからないって?
- 1~2cm程度の紙吹雪にうすい色がついていても、遠くから見ると
「え?今何色だった?見えないんだけど?」
てな具合で、妙なザワザワが起こりえるかもしれません。
コンフェティはハッキリとした濃いカラーを選ぶようにしましょう。
どれも、地味なポイントですが、意外と盲点だった!という部分があるのではないでしょうか。
せっかくの盛り上げポイントが台無しにならないように、やってみたいなと思う方は上記の点には注意してみてください!
2次会決まった??↓
https://www.enkirelations.com/gender-reveal-ideas.html
または、フタを開けると、バルーンが飛び出すバルーンリリースもいいかも!
ピンクなら女の子、ライトブルーなら男の子、というのも一目瞭然ですね。
海外サイトですが、その他のアイデアもたくさんありますのでご参考にどうぞ。
https://www.enkirelations.com/gender-reveal-ideas.html
ジェンダーバルーンリリースの注意点
・上の画像のような箱だと、だいたい10個くらいのバルーンしか入りません。
もっと盛大にたくさん飛ばしたい場合は、箱を大きくする必要があります。
・地域によってはバルーンを空に飛ばすのがNGという場所もあります。
これは、ルミファンタジアという発光液を使った演出です。
ゲストは、注ぐまで何色に光るのかわからないドキドキ感と
性別がわかったときの驚き、
そして光の美しさの感動が同時に味わえます。
それまでのルミファンタジア演出は、光った瞬間には「わぁ~~」という歓声が多かったですが
性別発表の演出として光らせた場合「おぉ~~!」という感じで、より盛り上がります。
ちなみに、上の写真のピンクの方は、なんと注ぐまで新郎新婦さんも結果を知らなった!という超サプライズでした。
もちろん、お二人の希望からだったのですが、病院で親御さんにのみ赤ちゃんの性別を伝えてもらって、会場のプランナーさんにこっそりと伝え、着々と準備を進めていたというわけです。
私も実際の演出現場に立ち会っていたのですが、新しい命を祝福する会場の一体感がとても感動的でした。
こういう効果的な光の演出の使い方もあるんですね。
ジェンダーリビール ルミファンタジアの注意点
・まず、注ぐ前に性別がバレてしまっては台無しです。
ブルーの発光液は透明な液体なのですが、ピンクの発光液は赤く色がついているため、注ぐ容器は透明ではなく、濃い色で中身がわからないようにする必要があります。
オーガンジーのような布で、注ぐ容器をカバーすることが多いですね。
披露宴のジェンダー演出は新しい命の誕生がテーマ
命の誕生をゲストとともに喜ぶジェンダーリビール演出は、披露宴というステージにもふさわしい演出といえるのではないでしょうか。
一般的に見落としがちなポイントと、演出屋ならではの注意点は参考になりましたでしょうか?
その後生まれた赤ちゃんが大きくなったときに、
「あなたがお腹にいるとき、こういう演出でみんなで喜び合ったのよ~」
なんて伝えられたらいいですね。
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